天神から散歩がてら帰宅途中、
「AURA clothing & antiques」にふらりと立ち寄る。
普段は通りがてら挨拶する程度なんだけど。
fire-kingなどの食器と同じ空間になんだか惹かれる陶器。
1940'S 旧日本軍DEAD STOCK
と書かれてたので帰宅してネットで調べてみました。
戦時中(昭和16年~戦後しばらく)に作られた陶器を
「統制陶器」と呼び
どこの窯元で作られたか判別できるようにバックスタンプには番号がふられてます。
なかには番号をふられない窯も存在しました。
それがノリタケとナルミです。
という事らしい。
いかりマークが海軍用、星マークが陸軍用とのこと。
縁にグリーンの2本ラインが入ってるのは「国民食器」といわれるモノらしい。
「陶器」って興味を持ったことがなくって
どちらかというと「和」を想像させるモノというのは
個人的に好みではないので、自宅にはありません。
フランスの陶器とかは好きなんですけどね。
ふちが若干欠けてるのかな。
こういう雰囲気も好き
塗りムラ?!の風合いもストライク!!
ちなみにこちらは私がたいそう大事にしていて
春先になるとセンジェームスのバスクシャツに濃い目のジーパンをあわせて
羽織ってる麻のジャケットです。
戦後の民間服です。
戦時中は物資がなくなり 鉄やアルミで作られたものは全て軍に回収されたと聞いてます。
軍服のボタンを見えれば時代が判るそうで
ボタンの素材が「鉄」→「アルミ」→「竹」 そして終戦になったとか。
ボタンの鉄ですら、大事な物資でどれだけモノが不足していたのかが鮮明に判ります。
左袖口の内側には刻印が入ってます。
ボタンホールは丁寧に手かがりで作られてます。
この上着は男性用です。
身長160cmの私が着用してジャストサイズなのです。
いかに、当時の日本人男性の平均身長が今に比べて低かったか、
そういったことも伝わってきます。
「モノ」に「ストーリー」が付く、そんなモノが私は大好きで
バイイングしてくれたお店の方にも感謝しますし
生涯、大事にしなきゃなぁ、と背筋がピンッと伸びる感じです。
モノは「観賞用」として買ったりしないので
ガンガン、使ったり、着用してます♪
duramでお買い物をしてくださる皆様も
新品の革を育てて「ストーリーのある革モノ」にしていってくださいね♪
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