飲食

2011年8月24日水曜日

気づかれない丁寧さ

DURAMの商品が製作される過程で
こういう小さな作業工程をとても大切にしてるんだぁ.....と
思ったことがあります。

DURAMの商品のほとんどは
革の裏面の処理(毛羽立ちをなくす)や 
端っこの「コバ」を磨いてます。

裏処理していない革の裏面

裏処理された革の表面

きりっぱなしの状態の端っこ

コバ磨きされたパーツを縫い合わせた状態

DURAMで働く前から 事務所に遊びにいっては
社長たちが、裏処理やコバ磨きを
「当たり前に」しているところを見てました。

いざ、製作にかかわってみると......

裏処理やコバ磨き、という作業工程をしなければ
手間がはぶけて、時間もかからないのになぁ~~~

私はそう、思ったわけです。が、
そうは 社長が卸さない!!

DURAMの商品は細部にすごく手間がかかっていると
我ながら思います。
きっとそれは、丁寧な製作過程を見てるからだと思います。

「縫製」が大好きなので、「洋服の縫製」に置き換えると
革の裏処理やコバ磨きは スルーできない基本作業。

あえて全体の雰囲気を考慮して、
裏処理やコバ磨きをしない、という手法もありますが。

「これくらい、いっか~」と
妥協すると、どんどん妥協して それが物に反映されると思います。
結果、気づけばクォリティーの悪い物になってしまったり。

クオリティーが良ければお客様に胸を張ってお勧めできるし。

一般の人が気づかないところ、
同業者にしか 伝わらないところ、

だけど、それぞれの作り手たちの
そこが 「こだわり」 なのかもしれません。

「そこのこだわり」 があるからこそ、
使う程に 愛着が沸くんだと思います。

そうです、DURAMで扱ってる商品は育てがいがあるんです!!







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