飲食

2012年11月8日木曜日

「好き」で再開



西新の商店街の終わりの方にある

NORYNO(ノリーノ)」 ←クリック♪

ふらりと夜、自転車で行ってきました。



当方が前職の古着屋時代にお客様でよく来店してくださっていた

川崎夫妻が営むカフェです。



8年程前に開店し、一度行ったことがあるのですが

その時は定休日だったので一度も入ったことがないまま

月日は流れ、現在に至ってました。



先日、ふらりと行ってみたら開いてましたので

「あー、まだ頑張ってるんだなぁ」と立ち寄りご挨拶。



8年振りの再会だったのですが

つい先週会ったような感じで

不思議と月日の流れを全く感じませんでした。


共通の「好き」が変わってなかったら

不思議と5年、10年経っても

どんなに年月が流れても

不思議とその方々に巡り合えるんだなぁ、と嬉しくなりました。



 今日は、まずはアールグレイ♪



「本日のキッシュ」

やったー!大好物のベーコンとしめじでした。

パイ生地の端っこのバターの風味の濃厚なこと。

料理は勿論ですが

妙にお皿が気になる。


続いて「ベイクドチーズケーキ」

うわ~お!

ほろ苦いカラメル

木苺みたいなベリー系のジャム

チョコレート

3種類のソースがかかってる。

お行儀の悪い私。

まずは指先でペロリとソースを舐めていく(笑)

おいしいなぁ~。

フォークでケーキを食べつつ、

指でソースを舐める、の繰り返し。



.......ここでもやっぱり妙にお皿が目に入る。

なんか、惹きつけられるんだよなぁ。

なんだろ、これ。


お皿のチップ(欠け)を観た時に

「妙に惹きつけられる」 に気づいた。



使ってるお皿、全部1950年代位まで

ちまたで云う「アンティーク」ってやつだ。



オーナーの川崎さんに聞いたら

「あまり古い食器を使用してるお店がないんじゃないかなぁ。

古いのを使ったら面白いかなぁ、と思って。」


料理は勿論ですが

私がこのお店が好きだなーと思うのは

入手困難な灰皿が見れる事。



私も大好きで仕事で買い付けてたのですが

当時、唯一それに反応して購入してくださっていたのが

「川崎夫妻のみ」で

福岡ではあっけなく無反応だった事実(笑)



懐かしさもありますが

今まで現地でも

一度もお目にかかった事がない

存在すら知らなかった灰皿が

ここ「NORYNO」にはあるのです。


特にこのチンザノのアルミの灰皿が私は大好きで。

パブ系の灰皿でアルミ素材は今まで見たことがありませんでした。


裏はこういう感じ。


こちらも文字が白いタイプは見たことがありますが

全体がイエロー1色は初めてみました。


こちらは内側がブルー。

全体が白いのはたまに見かけますが

こういう灰皿が存在していたことを初めて知りました。


窯元の刻印で50年代のモノとは認識出来るのですが

いやはや、資料など存在しない。

誰かコレクターさんが資料をいつかこの世に作ってくれたらいいのになぁ。

本当にそう思う位

これ系の灰皿の情報は少なくって

それはまぁ、世の中の人たちにとって

こんな灰皿達など

どうでもいいことだから本なども発売されないという(笑)


右端に刻まれた「ROJO」


まじまじとこの灰皿を眺める私に

川崎さんが答えを教えてくれました。

「ROJOってスペイン語で赤なんですよ。」



あ....ROSSO(イタリア語)→ROJO(スペイン語)

そっか。

これは当時スペイン向けに作られた

チンザノの販売促進用の灰皿だったんだ。

なんだか、スッキリした。


スペイン語って馴染みがないから

答えを出してくれるまでまったく気づきませんでした。


灰皿の話なんてどうでもよくって

メインはお料理やお菓子ですね(笑)

テイクアウトできる焼き菓子なども入り口のケースに並んでます。



美味しいものが食べたいな、って思ったとき

ほんわかしたいな、って思ったとき

西新に行ったとき

ぜひ「NORYNO」にお立ち寄りしてみてください。

美味しい食べ物とゆるい時間で

なんだか幸せな気持ちになれます♪

いつだって美味しいモノは人を幸せにするのだ(笑)

あ、月曜日が定休日です。



ちなみにDURAM木の葉モールは定休日はありません。

明日も明後日もいつでも365日

皆様のご来店をお待ちしております♪











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