15年前位に元同僚からもらったワンピース
以来、毎冬必ず、一度は着用していたお気に入でしたが
数年前に2箇所「虫食い」で小穴が出来てました。
ありゃまぁ、と。
その冬が終わって春が始まる頃に友人伝手で
「かけつぎ(かけはぎ)」に出しました。
記憶の片隅に誰に預けてるかは覚えてたのですが
「在り処」が判ってるだけに安心しまくって
秋が来るたびに「今年は受け取ろう」とダラダラ(笑)
2mm×2mm の小穴跡
こちらも同様に
2mm×2mm の小穴跡
裏返すとおおよその「かけつぎ」された2箇所が判ります。
柄生地という事もあり
2mm×2mmの修理に対し
60mm×60mm (約30倍)の布地(繊維)が必要になるみたいで。
内ポケットの生地が切り取られてました。
(※ポケットとしての機能は失ったので、ミシンで縫い伏せました)
デザイナーさん(創り手)にとっては
ここまでして着用されるより(汗)
新しい、今シーズンのモノに反応してくれる方が嬉しいのではないかなぁ、
飽食の時代にここまでモノを大事にしなくても....ね。
と、思ったりもしますが
好きなモノは後生好きなので(笑)
そして「かけつぎ」の技術に驚いて
「あ.....しつけ糸を抜いたらかけつぎされた箇所が判らなくなる」
そうそう「かけつぎ」に出す機会がある洋服もないかと思いますので
しばらくボ~ッと観察しようと思います。
そして、新しい虫食いが出来てたりして(汗)
日本人の手先の器用さ、技術は素晴らしいですね。
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